スポーツ教育を通じた信頼醸成プロジェクト〜ボスニア・ヘルツェゴビナ〜

スポーツ教育を通じた信頼醸成プロジェクト〜ボスニア・ヘルツェゴビナ〜

1995年12月のデイトン合意により紛争が終結したボスニア・ヘルツェゴビナにおいては、今日でも依然として中央政府のもとに、ムスリム系・クロアチア系住民が中心の「ボスニア・ヘルツェゴビナ 連邦」およびセルビア系住民が中心の「スルプスカ共和国」という2つの行政主体が存在する状態が続いています。

それぞれの行政主体には独自の大統領、政府が存在し、独自の司法、教育等の国家制度を有しており、国内統合は進んでいません。
さらに教育分野においては、各民族が異なる教育カリキュラムを採用しており、それが国民の一体性及び民族間の相互理解を阻害する大きな要因の一つともなっています。

本案件は、国内のターゲット小学校において、保健体育教科の「共通コア・カリキュラム(以下、 「CCC」)」の作成・導入支援を通じてその定着を図るとともに、モスタル市スポーツ協会を対象に、社会的包摂性・多様性・公正性に配慮したスポーツ事業実施能力の強化により、社会的包摂性・ 多様性・公正性に配慮したスポーツ教育の意義がボスニア国内で認知されることを目指しています。

保健体育CCCの作成

社会的包摂性・多様性・公正性に配慮した保健体育CCCが、ボスニア・ヘルツェゴビナ国内の関係者参加 のもとに作成されます。

保健体育CCCの導入

ボスニア・ヘルツェゴビナのターゲット小学校において、保健体育CCCが試行的に導入されます。

スポーツイベントの実施

モスタル市スポーツ協会が、社会的包摂性・多様性・公正性に配慮したイベントを実施します。

JICAとは?

独立行政法人国際協力機構(JICA/ジャイカ)は、日本の政府開発援助(ODA)を一元的に行う実施機関として、開発途上国への国際協力を行っています。
JICAは、人々が明るい未来を信じ多様な可能性を追求できる、自由で平和かつ豊かな世界を希求し、パートナーと手を携えて、『信頼で世界をつなぐ』というビジョンの下、活動しています。
スポーツとも強い繋がりを持ち、JICAは青年海外協力隊事業などを通じて、開発途上国の個人や集団が持つ能力を高めたり、生活をより健康で豊かにするための協力を行っています。

◼️JICAについて
https://www.jica.go.jp/index.html

◼️「スポーツと開発」事業について
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