ジェイリース株式会社の挑戦!ソーシャルクラブを目指して⑧

編集担当からのメッセージ

竹本さんのお話を読んでいると、いろんな角度から社会課題への問題意識を持っていらっしゃることがよくわかります。
会社を通じてのサッカークラブの運営も「サッカーは一つの媒介」であると位置づけておられるように感じます。サッカーに限らずスポーツの持つ発信力や、人を巻き込む力を「社会課題解決」のレベルに昇華させていこうとされる思いを感じます。

発達障害に関する記事は、おしん奮闘記でも取り上げています。
「臨床美術体験」も推進していきたいと思っています。

今日7月1日からは「レジ袋有料化」が始まります。
このテーマについても、今後取り上げていきます。
みなさんの取組や、工夫等ございましたら是非編集までご連絡ください。

ソーシャルクラブを目指して⑧

私の甥っ子は発達障害を抱えています。書くことや計算が苦手だったり、こだわりが強かったりしますが、記憶力など、びっくりするぐらい優れていて、あの時はこうだったとか何か月前のことをさらっと言ったり、立体駐車場で車を探していると、甥っ子がすかさず車まで案内してくれたりします。

発達障害への理解は学校現場も含め残念ながらまだまだ。
甥っ子が発達障害を抱えていると分かってからも、担任の先生には甥っ子の抱えている発達障害を理解してもらえず、子供たちも発達障害を持った仲間を受け入れることができず…。
ついには、いじめがはじまり、一時期、学校に行くこともできなくなりました。

発達障害は、障害が目に見えるわけではないので、知らない人にとっては単なるわがままな子供かもしれません。周りの理解は本当に難しいと思います。
また、発達障害といっても、障害の特性は人それぞれ。先日参加したJリーグシャレン!アウォーズ番外編、ロッカールームトークの中でも、「障害そのものより、その子にあったやり方で対応することが大事」と、本当にそうだなと思いました。

甥っ子と同じように苦しんでいる子供たちに、何かできることはないかと考えていた時、Light It Up Blue @「100年の樹」2020でのボランティア募集をみつけ、主催者に連絡をしました。
主催者の方と打合せを行い、当日は、音と光で繋ぐ「世界自閉症啓発デー」オープニングステージに関わらせていただくとともに、せっかくだからと、少しの時間、発達障害のある子供たちとサッカーを通じた交流を図る方向で話が進んでいました。
川崎フロンターレのシャレン(社会連携活動)で大分トリニータのアウェイ戦を観に行った子供たちにも声をかけてみると言っていただけたので、当日が本当に楽しみでした。しかしながら、今年度のイベントは中止。2021年度も可能であれば、イベントに関わらせていただきたいと思っています。

シャレン!やってる!~えがお共創プロジェクト スポーツ×ユニバーサルツーリズム(川崎フロンターレ)~

「感覚過敏の疑似体験」VR動画

自分ではどうしようもないことに対する差別や偏見。
私もいままで何度となく経験してきました。私の場合は、女性差別です。

東京で過ごした3年間、女性蔑視を感じることがほぼなかったので、大分に戻ってきた時は(2017年4月)、正直、大分のジェンダー平等ってまだこんなレベル?と愕然
世の中的には、ジェンダー平等の動きは進んでいるのかもしれませんが、現実問題、本人に高い問題意識がないと、長年その人が培った価値観を変えることはできません。
ジェンダーに関する課題を一人でも多くの人が自分ごと化できれば、性別問わず、みんなが生きやすい社会になると思います。

He For She
https://www.heforshe.org/ja

誰ひとり取り残さない社会の実現に向けて、私は、交流を通じた「気づき」がとても重要だと感じています。実際、私も甥っ子に会う度、多くの気づきや学びをもらっています。
これからも多くの皆さんと交流を図ったり、できるならば、そのような機会を創出したりすることで、知らないことが原因で起こる差別や偏見を少しでもなくしていきたいと思います。

みんなちがってみんないい!

ジェイリース株式会社 竹本雅美

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