ユニバーサルマナー検定を受講しました

先週の金曜日に「ユニバーサルマナー検定」を受講してきました。
今回私が受講・受験したのは「3級」の認定資格です。
3級は75分の講義と45分のグループワークに参加すると全員に認定が与えられます。

ことばの意味

すでに知っている方も多いかと思いますが、バリアフリーとユニバーサルデザインの違いについて整理しておきます。
バリアフリーとはその名の通り、「高齢者や障がい者が社会生活を送るうえで、障壁となるものを取り除く」という意味です。
このバリアフリーの対象は、高齢者や障がいに限定されています。
一方でユニバーサルデザインとは、「すべての人々に対し、その年齢や能力の違いに関わらず、可能な限り最大限に使いやすい製品や環境のデザイン」を意味します。

後からバリアを取り除くのではなく、あらかじめ多用な人が過ごしやすい環境を考えて行動しくというのがユニバーサルデザインの考え方で、日本でもバリアフリーよりもユニバーサルデザインの考え方が推奨されるようになってきました。

ユニバーサルマナーとは?

ユニバーサルデザインは知っていましたが、ユニバーサルマナーとはなんだ?
私自身もはじめて耳にする言葉でした。
講義の前段で「ユニバーサルマナー」について説明をしてくれました。要約してご紹介します。

まず、マナーとは何を思い浮かべますか?
テーブルマナー、エチケット、作法、ビジネスマナー、公共のマナー・・・などマナーと言われるものは多数あると思います。
マナーとは「社会のなかで人々が気持ちよく生活していくための知恵や技術」のことを指します。

では、ユニバーサルマナーとは何か?講師の方はこのように説明しています。

自分とは違う誰かのことを思いやり、適切な理解のもと、行動すること。
特別な知識や、高度な技術は不要。
誰もが習得すべき、ひとつのマナー。

この言葉はすごく印象的でした。
今やユニバーサルマナーって1つの常識なんだなと。

でも、なぜアクションできないのか?

特別な知識や高度な技術が必要だと思っているからだそうです。
「分からない」「知らない」「できない」「経験がない」
こういった不安があり、一歩を踏み出せない。

この不安を解消するために「ユニバーサルマナー検定3級」の講義があるわけです。

スモールアクション

私は今回の受講を通して3つの大切なことを見つけました。

1つ目は、「何らかのアクションを起こす際に専門的知識は必要ないが、基礎知識(マナー)は知っておくと良い」ということ。
公共マナーやビジネスマナーでも、自分が良かれと思うことを行えば良いということはありません。
私たちは何かの基準に基づいて行動をしていると思います。それは教育過程や社会人の経験を経て習得しているはずです。
このように”マナー”、”配慮”というのにはある程度の基準があると思います。
ユニバーサルマナーも同様です。知らないとできないことがあります。

2つ目は、「基礎知識は全く難しくない」ということ。
ユニバーサルマナーの基礎知識はとても重要だと感じましたが、決して難しいことを覚えるわけではありませんでした。
既に自分たちの中にある知識を少し正しい方向に修正するイメージです。
「よし!ユニバーサルマナーを受けるぞ!」と意気込まずに、リラックスして受講すれば良いと思います。
そして、なるべく多くの方に受講をしていただき、ユニバーサルマナーが日本にとってスタンダードになると嬉しいなと思いました。

3つ目は、「まず行動してみる」ということ。
資格を取得することに大きな意味はないと思います。
この講義・資格取得を通して、自分がどのような行動ができるのか?
これが最も大切なことです。
“ユニバーサルマナー”
自分とは違う誰かを思いやり、その人のために行動をしていきたいと思います。
スモールアクションが未来を変える。

こんなことが学べます

ユニバーサルマナーでは下記のようなことが学べます。

  • 多様性について。実は同じことより違うことの方が多い?
  • “右利き”に合わせてつくられてきた世の中。”左利き”は障がいか?
  • 高齢者と障がい者は全人口の35%?
  • 身体障がいの特性と向き合い方。聴覚・言語障がい者で手話をつかう人の割合は15%?
  • 日本人は”無関心”か”過剰”。大切なのは、”May I help you?”

ここで講義内容の全てを伝えることはできませんが、とても学びが多く為になる時間でした。

▼ユニバーサルマナー検定
http://universal-manners.or.jp/about-um/

▼TED登壇動画 代表理事 垣内 俊哉氏
株式会社ミライロの創業者で代表取締役社長。 ユニバーサルマナー検定の運営を行う日本ユニバーサルマナー協会の代表理事、障害者やその家族の支援を行うバリアバリュー財団の理事長も務める。

山﨑 蓮

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